世田谷の女性のための整体「婦人科整体院　世田谷本院」女性特有の不調を根本から改善

病院での一般的な対処は「下剤」「整腸剤」「漢方薬」の処方です。確かにこれらは便を出す“きっかけ”にはなりますが、腸の本来の運動機能（蠕動運動）を取り戻すアプローチではありません。

一方、整体やリラクゼーションの分野でも、便秘に対しての施術は限定的で、根本的な体の構造や神経の働きに着目できていないことが多いのが現状です。

「薬を飲まないと出ない」「マッサージしてもすぐ戻る」という状態から抜け出せないのは、“腸だけ”に注目していて、全体のバランスを無視してしまっているからなのです。

便秘は医学的には「週に3回未満の排便、または排便困難が続く状態」とされますが、症状の感じ方は人それぞれです。
• 排便の頻度が少ない（週に2回以下）
• 出ても硬くて小さな便しか出ない
• 強くいきまないと出ない
• 出ても残っているような感じがする
• 食欲不振や吐き気、腹部膨満感を伴う

また、便秘が慢性化すると、自律神経が乱れやすくなり、ホルモンバランスや免疫機能にも影響を与えることがわかっています。その結果、疲れやすさ・肌荒れ・頭痛・集中力の低下など、全身に不調が広がるケースも珍しくありません。

便秘の原因は、腸の問題だけではありません。むしろ、以下のような全身のバランスの崩れが関係しているケースが多いのです：

1. 自律神経の乱れ

腸の動きは「副交感神経」が優位になることで活発になります。ストレス・緊張・不眠などで交感神経が過剰に働くと、腸の動きが止まり、排便が滞ります。

2. 骨盤や背骨の歪み

骨盤が歪むと腸や内臓を支える筋肉や靭帯に負荷がかかり、腸が物理的に圧迫されて動きづらくなります。さらに、骨盤周辺の血流も滞りやすくなります。

3. 筋膜のねじれや癒着

筋膜とは、全身を覆っている結合組織。これがねじれたり癒着すると、腸の周囲の筋肉や神経の動きが妨げられ、便をスムーズに送り出す動きが低下します。

4. 腸内環境の悪化

善玉菌の不足、悪玉菌の増加により腸の蠕動運動が弱まり、便が腸に長くとどまってしまう。結果、便は硬くなり排出しにくくなります。

5. 血流不良・冷え

骨盤内の血流が悪くなると、腸の働きに必要な酸素や栄養が不足し、動きが鈍くなります。特に女性に多い「冷え」も便秘と密接な関係があります。

「整体で便秘が改善するの？」と驚かれることもありますが、実際に多くの方が、薬に頼らず自然な排便ができるようになっています。

当院ではまず、便秘を「腸の問題」ではなく「体全体のバランスの結果」として捉えます。具体的には以下のようなアプローチを行います：
• 骨盤の調整で腸への圧迫を緩める
• 背骨や腰椎の可動性を高め、自律神経の伝達を整える
• 筋膜リリースで腹部の緊張やねじれを解消
• 横隔膜や腸腰筋の調整で内臓の位置と働きを正常に戻す
• 自律神経への手技療法で副交感神経の働きを活性化

施術を受けるごとに「お腹が柔らかくなった」「毎朝スッと出るようになった」「薬をやめられた」というお声を多数いただいています。

腸の働きが整えば、便秘の改善だけでなく、肌の調子や睡眠、集中力、メンタル面まで良い変化が期待できます。薬に頼らず、「出せる身体」を手に入れたい方に、ぜひ体験していただきたいアプローチです。